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FileMaker® ダブルクリックで画面切り替え!

更新日:5月20日


はじめに

こんにちは。ティーマネジメントのシステム担当ムギです。


早速ですが、FileMakerシステムでリスト画面から詳細画面へ切り替えるときに、

選択したいレコード行をダブルクリックやダブルタップで切り替えられたらな…といったことはありませんか?

今回ご紹介するのは、2回選択で選択したレコードの詳細画面へ移動するスクリプトのご紹介です。




ダブルクリックでレイアウトを移動する

まずは完成イメージです。


例えば、商品リストのレイアウトがあり、各商品には詳細情報が記載されたレイアウトがあるとします。

リストのレコードを2回選択すると詳細レイアウトに移動するように設定します。




●スクリプトの設定

ではスクリプトの設定をみていきましょう。

今回のスクリプトでは選択したレコードの主キーをグローバル変数に格納し、

再度選択されたレコードの主キーがグローバル変数の主キーと同一か判定して動作させます。


【設定内容】

①選択したレコードの主キーとグローバル変数の主キーが一致しているか判定

 ⇒②一致している場合(2回目の選択)

  詳細画面レイアウトに切り替え、グローバル変数の値を初期化する


  ③一致していない場合(1回目の選択)

   グローバル変数に選択したレコードの主キーを格納



このスクリプトを透明なボタンなどでリストの上に配置します。

以上の設定だけで選択したいレコード行をダブルクリックやダブルタップすると

レイアウト移動がおこなえるようになります。




おわりに

いかがでしたでしょうか。

リスト形式のレコードをダブルクリックやダブルタップで

レイアウト切り替えをおこなうスクリプトをご紹介いたしました。


この記事では2回目選択時の処理をレイアウト切り替えに設定しておりますが、

レコードデータをコピーして指定のフィールドに転記させる、別ウインドウでデータを表示するなど

様々な処理に置き換えて使用することも可能です。


また、iPhoneなど、画面サイズによって詳細移動ボタンの配置が難しい場合などにも

ダブルタップでのレイアウト移動は活用できるかと思います。


ぜひ試してみてください。

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