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Excel 関数なし!一瞬で文字分割!!

更新日:5月20日

※フラッシュフィルは、Excel 2013 以降のバージョンでのみ利用できます


フラッシュフィルとは

 Excelのフラッシュフィルは、法則性を検知するとデータを自動的に入力してくれる便利機能です。

 この機能を使うことで、ごく簡単にひとつ列から姓と名を切り離したり、ふたつの列から姓と名を結合したりできるのです。

 関数を使用して上図の左から右の表を作ろうとすると、LEFT関数とFIND関数の組み合わせなどが考えられます…が、この機能を使えば、関数や計算式を使わず即座に氏名の分割や会員№の分解を行うことができるのです!  関数が苦手な方も安心して試してみてください!



フラッシュフィルを使ってみよう

 さっそく、会員名簿のサンプルデータを例に、フラッシュフィルの使用方法をご紹介したいと思います。 ① まず見出し行の次にある最初の入力行 (2行目) に、どのように表示させたいかという見本となるデータを入力します。


② 見本のデータを入力した行 (2行目) から1つの セル (G2) を選択し、【Ctrl+E】を実行すると一気に最後の行まで1列 (G列) のデータが自動入力されます。

 ※[データ]タブから[フラッシュフィル]を選択しても同様の結果になります



③ 同様に、見本となるデータを入力した行 (2行目) の、H列、J列、K列にもカーソルを合わせ【Ctrl+E】を実行すると下図の表ができ上がります。



さいごに

 フラッシュフィル機能を使用すれば、1部のデータを入力するだけで自動的に残りのデータを補完することができます。文字連結や文字分割の関数に頭を悩ませる必要もなく、感覚的に使用できるため、Excelに慣れていない人でも入力時間を大幅に短縮できるのが大きな魅力です。  ただし、フラッシュフィルはあくまで既存のデータに基づいてデータを生成するため、イレギュラーなデータや複雑なパターンがある場合には予測ミスを起こす可能性があります。また、元のデータを書き変えても、フラッシュフィルで生成したデータには反映されませんので注意が必要です。

 今回のように、間にスペースやハイフンがあるなどの法則性のあるデータがあれば是非使ってみてください!

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